生きるのが不器用なあなたへのメッセージ。

賢いフクロウは多くの荷物を運ぶ男性を見ながらつぶやきます。


「もっと器用に生きればいいのにね。 


もっと手を抜けばいいのにね。 

もっと適当に話しを合わせればいいのにね。

つい、つい本気になってしまって、

がんばりすぎて、

かえってそれが重荷になったりするものだから

自分で自分の首を絞めることになったりするのでしょう。」



そのつぶやきは、男性の耳に入ります。


「わかってるんだよ。そんなこと。 


でもしょうがないじゃないか。性分なんだから。

好かれようと思って適当なことを言ったり、

手を抜いたり、、、

そんなことができていれば、

こんな風にはなってないよ。」



彼のつぶやきは、風に乗ってフクロウの耳に入ります。


「それがあなたの生きる道。 


傷つくとわかっていても、その道を歩むか。


不器用だが、それもあなたの道。


その道で愛を見つけ、愛を体験するのでしょう。」


そんな男性に天は微笑み、

熱中症で倒れないようにさわやかな風を送り、

寒すぎないようにほどほどの太陽の光で彼を照らし、

夜には彼に満天の星を見せてあげました。



「あと少し、あと少しでゴールだから。


そうだろ、パトラッシュ。。。


ゴールしたら、おいしい牛乳を買ってあげるからね。」



あなたはひとりではない。

心の中にはパトラッシュが。


フクロウもそばにいるからね。




じゃあね。


みんな、しあわせにね。



昌帆より。