リーディングができることと「伝えること」は違う。
カードリーディングは、基礎を学べば誰にでも「ある程度」はできます。
カードの意味や歴的背景を知れば知識が身に付き理解が深まるでしょう。
カードの並べ方(展開・スプレッド)を学べばそれなりに占いができるようになります。
しかし、ここからが重要なのです。
ひとり占いなら、じぶん自身で完結するので、カードのメッセージをなんとなく理解できて、
なんとなく分かった気分になれます。
しかし、誰かのために占ったりリーディングをする場合、
相手に伝えることが
メインテーマになります。
じぶんだけでなんとなくわかればいい・・という自己完結の世界から抜け出すことになりますね。
相手に伝わってこそ価値がある。
ここからがさらに重要です。
「どのように伝えるか?」
Zoomとかインスタとか動画・・という手段ではなくて
どんな言葉、
どんな言い回し
どんな文脈
で伝えるか?
これが一番重要なのです。
カードが言っていることを、
そのままズバリ言ってしまってよい場合と
良くない場合があります。
直感したことを
何でもかんでも
伝えていいわけではありません。
あえて言わないとか、表現を気遣うとか
話しの展開のどの部分で伝えるかとか・・。
このあたりを配慮してみましょう。
クライアントの「気づきと改善」につながるなら、
あえて占い的には外す。・・という場合もあります。
すべてを伝えず、クライアントの心の準備を整えることに重点を置く場合もあります。
カードのメッセージをそのまま伝えればいい、、、というだけではない
・・というのが
プロの世界です。
何をどのように伝えるか?
または伝えないか?
言い方、言い回し方、表現。
どのようにアドバイスするか?
この考え方に注目すると、
リーディングの学び方、実践の仕方は随分変わると思いますよ。
0コメント