自分を追い込まない仕組みを。
以前、とある会社の営業部全員に対するセミナーおよび個別コーチングをしたことがあります。
営業マンというと、
メンタルがタフで打たれ強く、
契約が取れるまで粘り強くプッシュするイメージを持つ人がいるかもしれませんが
実際は、同じ「ひと」ですので打たれ弱い人もいますし、
上司からの圧と
現場からの圧と
お客さまからの圧を受けっぱなしになるわけです。
いまでいうところの「3密」ではなく「3圧」です。
この3圧によって、苦手意識や強烈なストレスが生まれます。
そうすると逃げ場のない恐れという感情が狭い心をますます狭くし
固い思考をますます固くして、自分を追い詰めてしまいます。
このことは、だれにでも・・
子育て中の主婦にも、学生にも、職を探している最中の方々にも当てはまります。
じぶんの感情が恐れや不安の色に染まり始めると
思考が硬直し身体も固くなり、じぶんを追い込んでいきます。
その状態を感じたときは、心と体の危険信号だと考え、少し休憩しましょう。
自分を追い込まない仕組みと
ストレスの解放の仕組みを作っておくと
問題と向き合う気力と柔軟な思考を取り戻せます。
簡単な方法は仮眠です。
寝ることで混乱した脳と心を整えてくれます。
その次に入浴です。 シャワーではなくて入浴。 ほっこりすると直感が戻ります。
そして朝の散歩。 セロトニンの増幅と適度な運動は、心と体の健康に貢献します。
雨が降っているときは家の中でスクワットをしたり軽く踊ってみるといいですよ。
こういう簡単なことで自分を救う仕組みを作っておくと気が楽になります。
今はカラオケなど難しい時代ですので、安心安全な場所でのセルフリトリートメントを楽しんでみるといいですよ。
どんな状況に見舞われても
一番大切なじぶんを救ってあげられるの最初のヘルパーは自分。
そして自分でも難しくなったら、友人や知人などに「気が楽になる方法」を伝授してもらったり
話を聞いてもらったりしましょう。
今の時代、方法は数えきれないほどあるはず。
自分を追い込み、追い詰めると視野が狭くなるので、目のの前にある方法に気づけなくなってしまいます。
まずは自分自身を休めてあげましょうね。
0コメント